お役立ち情報・コラム

「ニキビに“漢方薬”って、どうなの?」──医師が解説!

「繰り返すニキビ、漢方で変わるかも?」

・薬を塗ってもすぐ再発する

・ホルモンやストレスが関係していそう…

そんなお悩みに、“漢方治療”という選択肢があるのをご存じですか?

実は、2023年の日本皮膚科学会ガイドラインでも、ニキビに対する補助療法として漢方薬の使用が紹介されています。

実は、ニキビに効く漢方薬あります!

ニキビといっても原因は様々。

だからこそ、“体質や症状”に合わせて処方される漢方薬が注目されています。

①炎症ニキビ(赤ニキビ・膿ニキビ):

・荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)★

・清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)★

・十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

②ストレス・ホルモン・便秘が関係している場合:

・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

・温清飲(うんせいいん)

・柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)

③マスクで悪化・湿気の多い肌に:

・竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)

★=保険適応あり

おすすめ漢方薬早見表【症状別】

漢方だけに頼ってもいいの?

皮膚科学会のガイドラインでは:

「他の治療が効かないとき、あるいは併用の選択肢として使用を検討」とされています。

つまり、漢方薬は単独治療ではなく、併用療法が基本です。

実際の治療例

外用薬(例:ベピオ、ディフェリン)+ 漢方薬の併用

再発を防ぐために、体質改善の一環として補助的に使用

👉 自己判断せず、医師と相談しながら併用設計していくことが大切です。

あなたの“ニキビ体質”に合わせて治す時代へ

・繰り返す

・治らない

・ストレスやホルモンの影響がありそう…

そんなニキビには、「外から」+「内から」の治療が効果的。

西洋医学(外用薬・抗菌薬)だけでなく、東洋医学(漢方薬)も選択肢に入れたオーダーメイド治療を考えてみませんか?

「自分に合う漢方薬は?」「どんな治療をすればいいの?」そんな疑問がある方は、北摂オンラインクリニックへお気軽にご相談ください

あなたに合った“内外からのニキビケア”を一緒に考えていきましょう!

オンライン診療には
「デジスマ診療アプリ」のインストールが必要となります。
初診の方はデジスマ診療についてを必ずご覧いただきアプリのインストールを行ってください。