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「それ、肝斑かも?──30〜40代女性に多い“左右対称のシミ”」

「最近、頬のあたりにシミが…?」

それ、ただの日焼けや加齢によるシミではなく肝斑(かんぱん)かもしれません。

紫外線や女性ホルモンなど、内側と外側のさまざまな要因が関わるこのシミ。

正しく知れば、予防・改善の方法もきちんと見えてきます。

肝斑ってどんなシミ?

・ 頬・額・口元などに左右対称に現れる

・ ぼんやりとした褐色で、輪郭がはっきりしない

・ 目のまわりは抜けてシミが出ない

・ 30〜40代女性、特にアジア人に多い

※見た目は日焼けや加齢によるシミ(老人性色素斑)と似ていますが、自己判断では区別が難しいのがポイントです。

なぜ肝斑ができるの?主な4つの原因

・紫外線

慢性的な日焼けが、メラニンを刺激します。

・女性ホルモンの変動

妊娠・ピル・更年期のホルモン補充などが関与。

・薬剤の影響

抗けいれん薬や、光に反応しやすい薬で悪化することも。

・その他:ストレスや体質

睡眠不足やストレス、肝機能や甲状腺異常も関与する可能性があります。

→肝斑は、「体質 × 環境」の複雑な組み合わせによる“奥の深い”シミです。

肝斑の対策、どうすればいい?

・ 日焼け止めは365日!

→ 紫外線を浴び続けると再発リスク大。季節を問わず対策を。

・トラネキサム酸の内服

→ 炎症やメラニン生成を抑え、肝斑治療の第一選択に。

・ハイドロキノンなどの美白剤/スキンケア

→ メラニンの抑制+肌の代謝改善を。

・レーザートーニングやケミカルピーリング

→ 適応を見極めて慎重に使用。逆に悪化することもあるため、医師の判断が大切。

・ホルモンバランス・ストレス管理

→ 肝斑は“生活習慣病”のような側面も。心身のケアも欠かせません。

正しい診断と、根気よく付き合うケアが大切です

自己判断での市販薬や美容医療は、かえって悪化のリスクも。

肝斑は一朝一夕に消えるものではなく、長期的な視点でのケアが基本です。

一人ひとりの体質・ライフスタイルに合わせたオーダーメイド治療が理想です。

気になる方は、お気軽にご相談を

当院 北摂オンラインクリニックでは、肝斑・シミ・くすみなどのお肌の悩み相談をオンラインで行っています。

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