ニキビと洗顔──“やりすぎ”も“やらなさすぎ”も肌トラブルのもと
「ニキビ=皮脂=とにかく洗えばいい?」
ニキビができると、「皮脂をしっかり落とさなきゃ!」と、ついゴシゴシ洗ってしまっていませんか?
でも実は、それが逆効果になることもあるんです。
正しい洗顔方法を身につけることは、薬と同じくらい大切な“治療の一部”。
今回は、ニキビ肌にとって本当にやさしい洗顔について解説します。
あなたの洗顔、見直してみましょう
まずは、洗顔の基本ルールをチェック!
・洗顔は1日2回(朝・夜)が基本
・ゴシゴシこすらず、泡でやさしく洗う
・ぬるま湯(30~38℃)でしっかりすすぐ
・額・生え際・あご・耳まわりも忘れずに
・洗顔後は保湿も必ず行う
「洗いすぎているかも…」という方は、これだけでも肌状態が変わってくることがあります。
「やりすぎ洗顔」がニキビを悪化させる理由
過剰な洗顔は、実はニキビ肌の大敵です。
・スクラブや洗顔ブラシによる“こすり洗い”で炎症が悪化
・洗いすぎで乾燥 → 皮脂の過剰分泌を引き起こす
・ゴシゴシ洗ってニキビがつぶれ、跡に残ることも
つまり、「しっかり洗う=強くこする」ではないのです。
どんな洗顔料を選べばいいの?
洗顔料は、肌質に合ったものを使うことがとても大切です。
おすすめは:
・「ニキビ肌用」と明記されたもの
・ノンコメドジェニック(毛穴をふさがない処方)
・抗炎症・抗菌成分入り(例:サリチル酸、AHAなど)
・洗顔後は保湿ケアもセットで!
※皮脂が多いからといって、保湿を省くのは逆効果!
乾燥すると、肌はかえって皮脂を出そうとしてしまいます。
洗顔は“肌への思いやり”
洗顔は、ただの「スキンケア」ではなく、ニキビを治すための大切な治療の一環です。
皮膚科での治療とあわせて、毎日の洗顔を正しく行うだけでも、ニキビは少しずつ落ち着いていきます。
「やさしく、でもきちんと洗う」それが、肌へのいちばんの思いやりです。
ご相談もお気軽にどうぞ
「自分に合う洗顔料がわからない」
「洗いすぎか、足りないのかわからない」
そんな方は、ぜひ当院へご相談ください。
当院では、肌質や生活スタイルに合わせた洗顔・スキンケアのアドバイスも行っています。一緒に、“ニキビに悩まない肌”を目指してみませんか?
🩺 当院 北摂オンラインクリニックでは、お肌に関するご相談をオンラインで受け付けています。
ご自宅にいながら医師と気軽に相談でき、必要に応じてお薬の処方も可能です。
「忙しくて通院が難しい」「まずは話だけ聞いてみたい」そんな方も、どうぞお気軽にご利用ください。