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インフルエンザの予防投与について

インフルエンザの予防投与:感染拡大を防ぐための重要なアプローチ

インフルエンザは毎年冬季に流行し、高齢者や基礎疾患を持つ人々を中心に深刻な健康被害を及ぼします。このような背景から、インフルエンザに対する予防策は非常に重要です。予防投与は、ワクチン接種と抗インフルエンザ薬を組み合わせることで、感染のリスクを大幅に低減させる手法です。

抗インフルエンザ薬による予防投与

抗インフルエンザ薬の予防投与は、特に感染が広がりやすい環境において、曝露後の発症を防ぐために有効です。以下は、日本で使用可能な代表的な抗インフルエンザ薬とその予防投与法です。

  1. オセルタミビル(タミフル®)

    • 用法: 1回75mgを1日1回、7~10日間内服。
    • 特徴: 家庭内感染や施設内の集団感染での使用実績が豊富で、発症抑制効果が高い。
  2. ザナミビル(リレンザ®)

    • 用法: 1回10mg(吸入)を1日1回、10日間投与。
    • 特徴: 吸入型のため、内服困難な患者にも対応可能。

適応対象としては、高齢者、慢性疾患患者、妊婦などハイリスク群が挙げられます。予防投与の効果は、曝露後できるだけ早く開始することで最大化されるため、迅速な判断と対応が求められます。

両薬剤ともに、10日間程度の感染予防が見込まれます。

ワクチン接種とその重要性

インフルエンザワクチンは、発症予防と重症化防止において最も効果的な手段です。生後6か月以上のすべての人が対象とされ、特に65歳以上の高齢者や基礎疾患を持つ人には優先的に接種が推奨されます。

  • 接種のタイミング: 抗体の形成に2週間以上かかるため、流行が始まる12月上旬までの接種が理想的です。
  • 効果: ワクチン接種は、インフルエンザ自体だけでなく、肺炎球菌などの二次感染を防ぎ、死亡率の低下にも寄与します。

さらに、65歳以上の高齢者には肺炎球菌ワクチンとの併用接種が推奨され、これにより二次感染による合併症のリスクを軽減できます。

集団環境での予防

予防投与は、学校や介護施設などの集団生活環境において特に有効です。こうした環境では感染が急速に広がる可能性が高いため、ワクチン接種に加えて、必要に応じて抗インフルエンザ薬の予防投与が行われます。

当院では、基本的には予防投与は下記の薬剤のみ扱っています。

オセルタミビル(タミフル後発品)

  • 用法: 1日1回、10日分
  • 費用: 8,250円(税込+送料込+システム利用料込)
    *送料500円+オンラインシステム利用料1000円

小児:オセルタミビルとして以下の1回用量(2mg/kg)を1日1回 10日間、経口投与

    1回最高用量はオセルタミビルとして75mgとする。

そのほかに、ご希望の薬があればご相談いただければ、用意します。
気軽にご相談ください。

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