お役立ち情報・コラム
9月は「寒暖差」に要注意!頭痛・だるさ・めまいが起こる理由
「9月になってから頭痛が増えた…」
「朝は涼しいのに、昼間は暑くて体がだるい」
「季節の変わり目になると、めまいや疲れを感じる」
9月頃になると、夏の暑さが残る一方で、朝晩は少しずつ涼しくなってきます。
このような朝晩と日中の気温差が大きくなる時期は、体調を崩しやすい方も少なくありません。
気温の変化に体が対応するためには、自律神経による体温調節が必要です。
さらに、睡眠不足や生活リズムの乱れなどが重なることで、
頭痛、めまい、倦怠感などの不調を感じることがあります。
9月に増える朝晩と日中の寒暖差
自律神経と体温調節の関係
頭痛・めまい・倦怠感が起こる理由
睡眠や生活リズムとの関係
医療機関へ相談したほうがよい症状
9月は朝晩と日中の気温差に注意
9月は、日中はまだ暑さが残っている一方で、朝晩は気温が下がる日が増えてきます。
例えば、
💡 1日の中でも気温が大きく変わります
- 朝は涼しく感じる
- 昼間は気温が上がって汗をかく
- 夕方から急に涼しくなる
といったように、1日の中でも気温が大きく変化することがあります。
こうした寒暖差が大きい環境では、体温を一定に保つために体への負担が増えることがあります。
⚠️ 季節の変わり目に体調を崩しやすい方は注意
朝晩と日中の気温差が大きい時期は、服装や室温などをこまめに調整しながら過ごすことが大切です。
自律神経は体温調節にも関係しています
私たちの体は、暑い時には汗をかいたり、血管を広げたりすることで熱を逃がし、寒い時には血管を収縮させるなどして体温を調節しています。
このような体温調節には、自律神経が関わっています。
気温が大きく変化すると、体はその変化に合わせて体温を調節しようとします。
そのため、寒暖差が大きい時期には体調の変化を感じることがあります。
⚠️ 寒暖差だけが原因とは限りません
頭痛やめまい、だるさなどの症状は、寒暖差だけが原因とは限りません。
症状が続く場合は、ほかの病気が隠れていないか確認することも大切です。
頭痛・めまい・倦怠感が起こることも
季節の変わり目には、さまざまな体調不良を感じる方がいます。
💡 季節の変わり目にみられることがある症状
- 頭痛
- めまい
- 体のだるさ
- 疲れやすい
- 集中力が続かない
寒暖差による体への負担に加えて、睡眠不足や生活リズムの乱れなどが重なると、体調不良を感じやすくなることがあります。
特に、
「毎年この時期になると頭痛がする」
「秋になると体が重い」
という方は、生活環境や睡眠状態を見直してみることも大切です。
睡眠不足や生活リズムの乱れにも注意
季節の変わり目の体調不良には、睡眠や生活リズムも関係します。
夏の間に夜更かしが続いていたり、暑さによって睡眠の質が低下していたりすると、秋になっても疲労が残っていることがあります。
また、朝晩と日中の気温差が大きくなることで、寝具や室温の調整が難しくなることもあります。
💡 体調を整えるために意識したいこと
- できるだけ毎日同じ時間に起床・就寝する
- 十分な睡眠時間を確保する
- 朝食をとる
- 適度に体を動かす
- 気温に合わせて服装や室温を調整する
生活リズムを整えることで、季節の変化に対応しやすい環境をつくることができます。
こんな症状がある場合は医療機関へ相談しましょう
頭痛やめまい、倦怠感などは、寒暖差だけでなく、さまざまな病気でも起こる症状です。
次のような場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
⚠️ 医師への相談を考えたい症状
- 症状が長期間続いている
- 症状が徐々に悪化している
- 日常生活に支障が出るほどつらい
- 何度もめまいを繰り返している
🚨 すぐに医療機関への受診を考えたい症状
- 強い頭痛が突然起こった
- 意識がぼんやりする
- ろれつが回らない
- 手足に力が入りにくい
- 胸の痛みや息苦しさがある
特に、突然の強い頭痛や意識障害、手足の麻痺など、緊急性が疑われる症状がある場合は、オンライン診療を待たず、救急車の要請や救急医療機関の受診を検討してください。
「季節の変わり目になるといつも体調が悪い」という方も相談を
「毎年9月になると体調が悪くなる」
「寒暖差があると頭痛やめまいが起こる」
「病院へ行くほどなのか迷っている」
このような場合は、医師へ相談することも選択肢のひとつです。
💡 オンライン診療で医師が確認します
- オンラインで対応可能なのか
- 対面での診察や検査が必要なのか
オンライン診療では、症状や経過を確認し、医師が必要な受診方法を判断します。
季節の変わり目の体調不良を「いつものこと」と決めつけず、症状が続く場合は早めに相談しましょう。
まとめ
9月は、夏の暑さが残る一方で朝晩の気温が下がり、寒暖差が大きくなりやすい時期です。
この記事のポイント
- 朝晩と日中の気温差に注意する
- 自律神経は体温調節に関わっている
- 寒暖差によって頭痛・めまい・倦怠感などを感じることがある
- 睡眠不足や生活リズムの乱れにも注意する
- 症状が長引く場合や強い症状がある場合は医療機関へ相談する
「季節の変わり目だから仕方ない」と我慢せず、
いつもと違う症状や長引く体調不良がある場合は、医師へ相談することが大切です。
北摂オンラインクリニックについて
北摂オンラインクリニックでは、
18時〜23時まで夜間オンライン診療を行っています。
- 自宅からスマートフォンで相談可能
- 季節の変わり目の体調不良について相談可能
- 頭痛・めまい・倦怠感などの症状について医師が確認
- オンライン診療で対応可能か、対面診療や検査が必要かを判断
- 仕事や学校が終わった後でも自宅から受診可能
参考資料・参照元
厚生労働省「e-ヘルスネット」
厚生労働省「e-ヘルスネット」
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド」
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド」
※本記事は一般的な医療情報をもとに作成しています。症状には個人差があります。突然の強い頭痛、意識障害、手足の麻痺、胸の痛み、呼吸困難などの緊急性が疑われる症状がある場合は、オンライン診療を待たず、速やかに救急医療機関を受診してください。
夏が終わったのに体がだるい…それ「秋バテ」かも?医師が原因と対策を解説
「夏が終わったのに、体のだるさが取れない…」
「朝起きても疲れが残っている」
「食欲がなく、なんとなく体調がすぐれない」
夏の暑さが落ち着いてきたにもかかわらず、このような症状が続いていませんか?
9月頃になると、夏の疲れが残ったような
だるさや疲労感、食欲不振、睡眠の乱れ
などを感じる方が増えます。
こうした状態は、一般的に「秋バテ」と呼ばれることがあります。
秋バテは病名ではありませんが、夏の暑さによる疲労の蓄積や、朝晩と日中の寒暖差、生活リズムの変化などが重なり、体調を崩すことがあります。
秋バテとは何か
夏の暑さによる疲労が残る理由
寒暖差や自律神経の乱れとの関係
食欲不振や睡眠不足との関係
症状が長引く場合に考えられる病気
秋バテとは?夏が終わっても体調が戻らない理由
「秋バテ」という言葉に医学的な明確な定義はありません。
一般的には、夏の暑さが落ち着いた9月頃になっても、
体のだるさや疲れ、食欲不振、睡眠の乱れなどが続いている状態
を指して使われます。
夏の間は、高温多湿の環境で過ごすことで体に負担がかかります。
さらに、冷房の効いた室内と暑い屋外を行き来することで、体温調節にも負担がかかります。
💡 秋になってから不調を感じることも
夏の間に蓄積した疲労が、暑さが落ち着いたあとになって症状として現れることがあります。
夏の暑さによる疲労が蓄積していることも
夏は、暑さによって体力を消耗しやすい季節です。
汗をかくことで体内の水分や電解質が失われたり、暑さによって食欲が低下したりすることがあります。
また、夜になっても気温が下がらず、寝苦しさから睡眠不足になることもあります。
こうした状態が続くと、
💡 夏の疲労でみられることがある症状
- 疲れが取れない
- 体が重く感じる
- 集中力が続かない
- 日中に眠気を感じる
などの症状につながることがあります。
夏の暑さが落ち着いても、すぐに体調が元通りになるとは限りません。
朝晩と日中の寒暖差にも注意
9月になると、日中はまだ暑い一方で、朝晩は気温が下がる日も増えてきます。
このような朝晩と日中の寒暖差も、体調に影響することがあります。
気温の変化が大きい時期には、体温調節のために体へ負担がかかります。
特に、
⚠️ 秋口に起こりやすい環境の変化
- 朝は涼しいため薄着で出かける
- 昼間は暑くなって汗をかく
- 夜になると急に涼しくなる
といった環境では、体調管理が難しくなります。
💡 服装と室温をこまめに調整しましょう
秋口は気温だけでなく、その日の寒暖差にも注意して服装や室温を調整することが大切です。
自律神経の乱れがだるさにつながることも
夏から秋への季節の変化では、気温や生活環境が変わります。
こうした変化に体が対応する過程で、
自律神経のバランスが乱れたように感じることがあります。
自律神経は、体温調節や血圧、心拍、消化など、さまざまな身体機能の調整に関わっています。
そのため、体調の変化によって、
💡 季節の変わり目に感じやすい不調
- 疲れやすい
- だるい
- 眠りが浅い
- 食欲がない
- 頭が重い
などの不調を感じることがあります。
⚠️ 「自律神経の乱れ」と決めつけないことも大切
これらの症状は、自律神経の乱れだけで起こるとは限りません。
症状が続く場合は、ほかの原因がないか医師に相談することも大切です。
食欲不振や睡眠不足も秋の体調不良につながる
夏の間に食欲が落ちたり、冷たい飲み物や食事が増えたりすると、食生活のバランスが崩れることがあります。
また、暑さによる寝苦しさから睡眠時間が短くなったり、睡眠の質が低下したりすることもあります。
食事や睡眠が十分に取れない状態が続けば、疲労が回復しにくくなります。
秋になっても、
💡 こんな状態が続いていませんか?
- 食欲が戻らない
- 夜なかなか眠れない
- 朝起きても疲れている
- 日中に強い眠気がある
といった状態が続く場合は、生活習慣を見直してみましょう。
秋バテ対策には生活リズムを整えることが大切
秋バテのような体調不良を防ぐためには、まず生活リズムを整えることが大切です。
💡 今日から意識したい生活習慣
- できるだけ毎日同じ時間に起床・就寝する
- バランスのよい食事を心がける
- 朝食を抜かない
- 適度に体を動かす
- 朝晩の気温に合わせて服装を調整する
- 十分な睡眠時間を確保する
夏の疲れを一気に解消しようとするのではなく、少しずつ生活リズムを整えていくことがポイントです。
「秋バテ」と思っていても症状が長引く場合は注意
「夏の疲れが残っているだけ」と思っていても、症状が長期間続く場合には注意が必要です。
だるさや疲労感、食欲不振などは、さまざまな病気でもみられる症状です。
例えば、
⚠️ 別の病気が隠れている可能性も
- 貧血
- 甲状腺の病気
- 感染症
- 糖尿病などの生活習慣病
- 睡眠に関係する病気
などが隠れている可能性もあります。
🚨 医療機関への相談を考えたい症状
- 十分に休んでも改善しない
- 体重減少がある
- 長期間の発熱がある
- 息苦しさがある
- 強い動悸がある
気になる症状を伴う場合は、単なる「秋バテ」と自己判断せず、医療機関へ相談しましょう。
「夏の疲れかな?」と思った段階でも相談を
秋になっても体調が戻らず、
「夏の疲れだと思っていたけれど、なかなか治らない」
「仕事に支障が出るほど体がだるい」
「病院へ行くほどなのか迷っている」
という場合は、医師へ相談することも選択肢のひとつです。
💡 オンライン診療で確認できること
- オンラインで対応できるのか
- 対面診療が必要なのか
オンライン診療であれば、自宅から症状について相談し、医師に判断してもらうことができます。
無理をして症状を我慢するのではなく、気になる症状が続く場合は早めに相談しましょう。
まとめ
夏が終わっても体のだるさや疲れが取れない場合、夏の疲労や生活リズムの乱れなどが影響している可能性があります。
この記事のポイント
- 秋バテは医学的な病名ではありませんが、夏の疲れが秋まで残った状態を指して使われます
- 夏の暑さによる疲労の蓄積に注意する
- 朝晩と日中の寒暖差にも注意する
- 睡眠不足や食欲不振が続くと疲労が回復しにくくなる
- 生活リズムを整え、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がける
- 症状が長引く場合は、ほかの病気が隠れていないか医師へ相談する
「夏の疲れだから、そのうち治る」と決めつけず、
症状が長引いている場合は早めに医療機関へ相談することが大切です。
北摂オンラインクリニックについて
北摂オンラインクリニックでは、
18時〜23時まで夜間オンライン診療を行っています。
- 自宅からスマートフォンで相談可能
- 「夏の疲れだと思っていたけれど、なかなか治らない」といった症状も相談可能
- 仕事終わりに自宅から受診可能
- 症状を確認し、オンライン診療で対応できるか判断
- 必要に応じて対面受診をご案内
参考資料・参照元
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド」
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド」
厚生労働省「e-ヘルスネット」
厚生労働省「e-ヘルスネット」
※本記事は一般的な医療情報をもとに作成しています。症状には個人差があります。強い症状がある場合や、十分に休んでも改善しない場合、発熱や息苦しさなどを伴う場合は、自己判断せず医療機関へご相談ください。
「これくらいなら大丈夫」は危険!オンライン診療で相談した方がいい夏の症状5選
夏は暑さや湿度の影響で体調を崩しやすい季節です。
しかし、「これくらいなら大丈夫」と自己判断してしまった結果、
熱中症や感染症などの病気が悪化してしまうことも少なくありません。
特に、仕事や育児で忙しい方は「病院へ行く時間がない」と受診を後回しにしがちです。
そんな時に便利なのがオンライン診療です。
ご自宅にいながら医師へ相談できるため、
「病院へ行くべきか迷う」という段階でも気軽に受診できます。
オンライン診療で相談した方がよい夏の症状5選
オンライン診療でできること
対面受診が必要になるケース
① 発熱
夏は、
💡 夏の発熱で考えられる主な原因
- 夏風邪
- 新型コロナウイルス感染症
- インフルエンザ
- 熱中症
など、発熱を伴う病気が少なくありません。
「熱はあるけど元気だから様子を見よう」と考えていても、症状が悪化することもあります。
オンライン診療では、
- 発熱の経過
- のどの痛みや咳の有無
- 周囲の感染状況
- 必要な受診先
などを総合的に判断し、適切な対応をご案内します。
② めまい
夏場のめまいは、
- 脱水症状
- 熱中症
- 低血圧
- 内耳の病気
など、さまざまな原因で起こります。
特に、
⚠️ こんなめまいには注意
- 立ちくらみが続く
- 水分を摂っても改善しない
- 歩くのがつらい
といった場合は注意が必要です。
オンライン診療では症状を詳しく確認し、緊急性の有無や対面受診が必要かどうかを判断します。
③ 頭痛
夏の頭痛は、
- 脱水
- 熱中症
- 感染症
- 片頭痛
などが原因となることがあります。
特に、
⚠️ 早めに相談したい頭痛
- 発熱を伴う
- 吐き気がある
- いつもと違う強い頭痛
などの場合は、早めに医師へ相談しましょう。
頭痛だけと思っていても、背景に別の病気が隠れていることがあります。
④ 吐き気・下痢
暑い時期は、
- 胃腸炎
- 食中毒
- 夏風邪
- 熱中症
などで吐き気や下痢が起こることがあります。
下痢や嘔吐が続くと、水分や電解質が失われ、脱水症状を起こしやすくなります。
特に、
⚠️ 脱水につながりやすい症状
- 水分が飲めない
- 何度も吐いてしまう
- 下痢が止まらない
場合は、早めの受診が必要です。
⑤ 強い倦怠感(だるさ)
「疲れているだけ」と思っていても、
- 熱中症
- 脱水症状
- 感染症
- 電解質異常
などが原因になっていることがあります。
特に、
⚠️ 「ただの疲れ」と判断しない方がよい症状
- 起き上がれない
- 食事が取れない
- 普段とは違う強いだるさ
がある場合は、自己判断せず医師へ相談しましょう。
オンライン診療でできること
夏の体調不良では、オンライン診療を活用することで、症状について医師へ相談できます。
💡 オンライン診療で相談できること
- 症状の原因を一緒に整理する
- 必要なお薬の処方
- 自宅療養時の注意点の説明
- 対面受診や救急受診が必要かどうかの判断
「病院へ行くほどかわからない」という段階でも相談できるのが、大きなメリットです。
対面受診や救急受診が必要なケース
オンライン診療は便利ですが、すべての症状に対応できるわけではありません。
次のような場合は、速やかな対面受診や救急受診が必要です。
🚨 速やかな対面受診・救急受診を考える症状
- 意識がもうろうとしている
- 呼吸が苦しい
- 水分が全く飲めない
- 激しい胸の痛み
- けいれんがある
- 歩けないほどのめまい
- 高熱が続き、ぐったりしている
オンライン診療では症状を確認し、必要に応じて速やかに適切な医療機関をご案内します。
「迷ったら相談」が安心につながります
夏は体調を崩しやすい一方で、「暑さのせいだろう」と自己判断してしまう方も少なくありません。
💡 夏に見逃したくない5つの症状
- 発熱
- めまい
- 頭痛
- 吐き気・下痢
- 強い倦怠感
などは、熱中症や感染症などのサインである可能性があります。
早めに相談することで、重症化を防げるケースも少なくありません。
「これくらいなら大丈夫」と我慢せず、気になる症状があれば医師へ相談しましょう。
まとめ
この記事のポイント
- 発熱
- めまい
- 頭痛
- 吐き気・下痢
- 強い倦怠感
といった症状があれば、一度医師へ相談することをおすすめします。
オンライン診療なら、自宅から気軽に相談できるため、「病院へ行くべきか迷う」という段階でも安心です。
一方で、意識障害や呼吸困難、水分がまったく摂れないなどの症状がある場合は、速やかに対面受診や救急受診を行いましょう。
北摂オンラインクリニックについて
北摂オンラインクリニックでは、
18時〜23時まで夜間オンライン診療を行っています。
- 発熱・頭痛・めまい・吐き気・下痢など夏の体調不良のご相談
- スマホだけで完結するオンライン診療
- 必要なお薬の処方
- オンラインで対応可能か、対面受診や救急受診が必要かを内科専門医が判断
参考資料・参照元
厚生労働省「熱中症関連情報」
厚生労働省 熱中症関連情報
厚生労働省「新型コロナウイルス感染症について」
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について
日本内科学会
日本内科学会
※本記事は一般的な医療情報をもとに作成しています。症状や重症度には個人差があるため、体調に不安がある場合は自己判断せず、医師へご相談ください。
脱水症状は喉が渇く前に始まる?危険なサインを医師が解説
「喉が渇いていないから、水分はまだ大丈夫。」
「夏は汗をかくから、水だけ飲んでいます。」
「高齢の家族があまり水を飲まないけど心配…。」
夏になると増えるのが脱水症状です。
「喉が渇いた」と感じた時には、すでに体内の水分が不足し始めていることも少なくありません。
特に高齢者や小さなお子さまでは、自覚症状が少ないまま脱水が進行し、
熱中症など重篤な状態につながることがあります。
脱水症状は早めに気付き、適切に水分・塩分を補給することが何より大切です。
脱水症状の初期サイン
高齢者が気付きにくい理由
正しい水分・塩分補給のポイント
医療機関を受診すべき症状
熱中症との関係
脱水症状とは?

脱水症状とは、体内の水分や電解質(ナトリウムなど)が不足した状態です。
私たちは、
体から水分が失われる主な経路
- 汗
- 尿
- 呼吸
- 皮膚からの蒸発
などによって毎日多くの水分を失っています。
特に夏は大量の汗をかくため、水分補給が追いつかないと脱水になりやすくなります。
軽い脱水でも体調に影響を与え、重症化すると熱中症や意識障害を引き起こすことがあります。
脱水症状の初期サインとは?
脱水症状は、「喉が渇いた」と感じる前から始まっていることがあります。
初期には次のような症状がみられます。
💡 脱水症状の初期サイン
- 口の中が乾く
- 尿の回数が減る
- 尿の色が濃くなる
- 軽い頭痛
- めまいや立ちくらみ
- 体がだるい(倦怠感)
- 集中力の低下
「少し疲れているだけ」と思っていても、実は脱水が原因ということも少なくありません。
高齢者は脱水に気付きにくい理由
高齢者は特に脱水症状に注意が必要です。
その理由として、
⚠️ 高齢者で特に注意したい理由
- 喉の渇きを感じにくくなる
- 体内の水分量が若い人より少ない
- 腎臓の働きが低下し、水分調節が難しくなる
- トイレを気にして水分を控えてしまう
などが挙げられます。
そのため、「喉が渇いていないから大丈夫」と思っていても、知らないうちに脱水が進行していることがあります。
ご家族がこまめに声をかけ、水分補給を促すことも大切です。

水分・塩分補給のポイント
脱水予防では、水分だけでなく塩分(ナトリウム)の補給も重要です。
一度に大量に飲むよりも、
- コップ1杯程度をこまめに飲む
- 起床後
- 食事中
- 入浴前後
- 就寝前
など、時間を決めて飲む習慣がおすすめです。
大量に汗をかいた場合は、水だけでは体内の電解質が不足することがあります。
必要に応じて、
- 経口補水液
- スポーツドリンク(飲み過ぎには注意)
などを利用するとよいでしょう。
持病があり塩分制限を受けている方は、自己判断せず医師に相談してください。
アルコールやカフェインを多く含む飲み物には利尿作用があり、水分が失われやすくなることがあります。
水や麦茶なども上手に取り入れながら、水分補給を行いましょう。
脱水症状と熱中症の関係
脱水症状は、熱中症の大きな原因の一つです。
体内の水分が不足すると汗をかきにくくなり、体温調節がうまくできなくなります。
その結果、
⚠️ 脱水が進行すると
- 体温が上昇する
- 熱中症が進行する
- 意識障害やけいれんを起こす
など、命に関わる状態になることもあります。
💡 早めの対応が大切です
「少し脱水気味かな」と思った段階で対処することが、熱中症予防につながります。

医療機関を受診すべき症状
次のような症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
🚨 医療機関への相談・受診を考える症状
- 水分がほとんど飲めない
- 何度も吐いてしまう
- 尿がほとんど出ない
- 強いめまいや立てない状態
- 意識がぼんやりしている
- 呼びかけへの反応が悪い
- けいれんがある
- 高熱や強い頭痛を伴う
このような場合は、熱中症が進行している可能性もあります。
特に、
- 高齢者
- 乳幼児
- 妊婦
- 基礎疾患のある方
では重症化しやすいため、迷わず受診しましょう。
「喉が渇いてから」では遅いこともあります
脱水症状は、初期の段階では気付きにくいことがあります。
そのため、
💡 日頃から意識したいこと
- こまめな水分補給
- 適度な塩分補給
- 体調の変化を見逃さないこと
が何より重要です。
「まだ大丈夫」と我慢せず、早めの対策を心がけましょう。
まとめ
この記事のポイント
- 脱水症状は喉が渇く前から始まることがある
- 高齢者は自覚しにくく重症化しやすい
- こまめな水分・塩分補給が予防の基本
- 熱中症の原因となるため早めの対応が重要
- 水分が飲めない、意識がぼんやりする場合は速やかに受診する
特に夏場は、「少し疲れただけ」と思っていても脱水が隠れていることがあります。
不安な症状がある場合は、早めに医師へ相談しましょう。
北摂オンラインクリニックについて
北摂オンラインクリニックでは、脱水症状や熱中症など、夏の体調不良についてもご相談いただけます。
- 脱水症状や熱中症が疑われる際の症状相談
- 発熱や倦怠感など夏の体調不良のオンライン診療
- スマホだけで自宅から受診可能
- 症状に応じて対面受診や救急受診が必要かどうかも丁寧にご案内
参考資料・参照元
厚生労働省「熱中症関連情報」
環境省「熱中症予防情報サイト」
日本救急医学会「熱中症診療ガイドライン」
※本記事は一般的な医療情報をもとに作成しています。症状には個人差があるため、体調に不安がある場合は自己判断せず、医療機関へご相談ください。
子どもの「風邪」と上手なお薬・ホームケアの話
はじめに:保育園の洗礼、そして繰り返す風邪…

新学期や入園シーズン、せっかく慣らし保育が終わったと思ったら、「お熱が出ました」と呼び出しのお電話…。よくある光景ですが、親御さんとしては心配ですし、お仕事の調整も大変ですよね。
実は、乳幼児は年間平均5〜6回、保育園に通い始めのお子さんならそれ以上の頻度で風邪をひきます。これは、まだ免疫の未熟な子どもたちが、ウイルスとの戦いを繰り返して「免疫」という武器を手に入れている証拠でもあります。
今回は、そんな「子どもの風邪」について、お薬の考え方や、お家でできるケアについて詳しくお話しします。
1. そもそも「風邪」ってなに?
医学的には「かぜ症候群」と呼ばれ、主に鼻やのどにウイルスが感染して起こる炎症のことです。 ここで大切なポイントは、**「風邪の原因の80〜90%はウイルス」**だということです。
-
ウイルス(Virus): インフルエンザ、RSウイルス、ライノウイルスなど。抗生物質は効きません。
-
細菌(Bacteria): 溶連菌など。抗生物質が効きます。
風邪のほとんどはウイルスが原因なので、特効薬はなく、自分の免疫力で治すのが基本です。
2. 小児科で出すお薬の「本当の役割」
「風邪薬を飲めば早く治る」と思われがちですが、実は病院で処方するお薬(去痰薬、咳止めなど)は、「ウイルスを退治する薬」ではありません。 あくまで、症状を少し和らげて、お子さんが眠れたり水分を摂りやすくしたりするための「手助け(対症療法)」に過ぎないのです。
当院では、医学的な根拠(エビデンス)と安全性を重視し、以下のような考えでお薬を選んでいます。
① 抗生物質(抗菌薬)について
「早く治したいから抗生剤をください」とご相談いただくこともありますが、ウイルス性の風邪に抗生物質は効果がありません。 そればかりか、抗生物質を使いすぎると「耐性菌(薬が効かない菌)」を生み出し、将来本当にお子さんが細菌感染症(肺炎や髄膜炎など)にかかった時に、薬が効かなくなるリスクがあります。 医師が「細菌感染の疑いがある」と判断した場合以外は、抗生物質は不要です。
② 咳止め・鼻水止めについて
-
咳止め(特に強力なもの): コデイン類などの強い咳止めは、呼吸抑制などの副作用リスクがあるため、12歳未満には原則使用しません。 咳はウイルスを外に出そうとする防御反応でもあるので、無理に止める必要がないことも多いのです。
- こどもに処方される咳止めとしては、チペピジン(アスベリン®)があります。小児科外来でもよく処方されますが、チペピジンが小児の咳止めとして有効であるというエビデンスは限られています。
-
鼻水止め(抗ヒスタミン薬): 鼻水を止める効果は期待できますが、同時に鼻水が粘っこくなって詰まりやすくなったり、熱性けいれんを誘発しやすくなる可能性も指摘されています。 当院では、メリットとデメリットを慎重に判断して処方しています。
③ 多くの薬を混ぜすぎない
「あれもこれも」と4種類以上のお薬を併用すると、副作用のリスクが上がると言われています。当院では**「本当に必要な薬を、最小限に」**処方することを心がけています。
3. お薬よりも効果的?「鼻水吸引」のすすめ
お薬に頼りすぎないケアとして、おすすめしたい一つの方法が**「鼻水吸引」**です。
赤ちゃんや小さなお子さんは、鼻呼吸がメインです。鼻が詰まると、おっぱいが飲めなくなったり、眠れなくなったりします。また、鼻水を放っておくと中耳炎の原因にもなります。 研究でも、鼻水吸引をした方が咳などの症状が早く治まるという報告があります。
-
自宅でのケア: 市販の電動吸引器なども活用してみてください。お風呂上がりなど、鼻水が柔らかくなっている時がチャンスです。
-
クリニックでのケア: 自宅では取りきれない奥の鼻水も、医療用の吸引器ですっきり吸い取ることができます。「鼻水だけ」での受診も大歓迎ですので、遠慮なくいらしてください。
4. お家でのケア(ホームケア)のポイント
風邪を治す一番の薬は「時間」と「お子さんの免疫力」です。お家では、免疫が働きやすい環境を作ってあげましょう。
-
水分補給: 熱がある時は脱水になりやすいです。食事は無理しなくて良いので、水分(経口補水液、麦茶、スープなど)をこまめに摂らせてあげてください。
-
お風呂: 「熱があるからお風呂はダメ」というのは昔の話です。高熱でぐったりしている時は控えますが、熱があっても活気があり、水分が摂れていれば、さっと汗を流してスッキリさせてあげても大丈夫です。
-
部屋の加湿: ウイルスは乾燥を好みます。加湿器などで湿度を50〜60%に保つと、のどの痛みも和らぎます。
5. こんな時はすぐに受診を!(注意すべきサイン)
基本的には「3〜4日の発熱」は風邪の範囲内ですが、以下のようなサインがあれば、風邪以外の原因や重症化の可能性があります。早めにご相談ください。
-
呼吸が苦しそう(肋骨の間がペコペコ凹む、肩で息をする、小鼻がピクピクする)
-
水分が摂れない・おしっこが出ない(半日以上おしっこが出ない場合は脱水の危険)
-
ぐったりしている(視線が合わない、あやしても笑わない、ずっと寝ている)
-
生後3ヶ月未満の発熱(38℃以上ある場合は、重症感染症の可能性があるため急いで受診を)
-
発熱が4日以上続く
医師からのメッセージ
お子さんが風邪をひいて苦しそうにしているのを見るのは、親御さんにとっても辛いものです。 「何かしてあげたい」という気持ちでお薬を希望されるお気持ち、とてもよく分かります。
しかし、大切なお子さんの体だからこそ、「効かない薬(抗生物質など)」による害を避け、「必要な手助け」だけを選択してあげたいと私たちは考えています。
風邪は、お子さんが強くなるためのステップです。 「この咳は様子を見ていいのかな?」「鼻水だけでも受診していいのかな?」 迷った時はいつでもご相談ください。一緒に乗り越えていきましょう。






